ホームルーター10社を、使う期間ごとの総額で比べる

ホームルーターの広告には「月額○○円」「端末代実質0円」が並びますが、実際に払うのは、使った月の月額に事務手数料を足し、途中でやめたなら端末代の残りを足した金額です。10社の料金表を2026年9月25日に公式サイトで確認し、1か月〜3年それぞれでやめたときの総額に直しました。

結論
  • 1年以内に終わりが見えているなら、おきらくホームWi-Fi(縛りなしプラン)。 端末はレンタルで0円。1年でやめても総額61,380円で、10社で最も安くなりました(スマホのセット割を入れない場合)。
  • 1年3か月以上使うなら、おきらくホームWi-Fiの2年契約プラン。 3年使って168,300円。24か月以内にやめると解約金4,620円がかかりますが、それを払っても15か月目からは縛りなしプランより安くなります。
  • キャッシュバックの手続きを確実にできるなら、15〜34か月はBIGLOBE WiMAX。 利用開始の翌月に11,500円を受け取る前提で、2年の総額は108,048円です。
  • au・UQ mobileのスマホなら、9〜17か月はUQ WiMAX、18か月以上はBIGLOBE WiMAX。 WiMAXだけが受けられるスマホのセット割(1台月1,100円)を入れた結果です。

使う期間ごとの総額

各社のいちばん安いプランで、端末が届いた月から数えて何か月使ってやめたかで計算しました。キャッシュバックとスマホのセット割は含めていません。

会社1か月3か月半年1年2年3年
おきらくホームWi-Fi8,030円17,490円31,680円61,380円117,480円168,300円
FreeMax+5G8,470円18,810円34,320円65,340円127,380円189,420円
UQ WiMAX17,479円26,675円40,469円68,057円130,735円194,095円
BIGLOBE WiMAX +5G36,564円43,780円54,604円76,252円119,548円180,994円
GMOとくとくBB WiMAX36,410円45,694円59,620円87,472円143,176円198,880円
Broad WiMAX39,460円48,310円61,585円88,135円141,235円194,335円
カシモWiMAX43,208円51,832円64,768円90,640円142,384円194,128円
GMOとくとくBBホームWi-Fi38,484円48,010円62,299円90,877円148,033円205,189円
ドコモ home 5G75,900円83,350円94,615円117,145円162,205円207,265円
SoftBank Air102,839円110,275円121,429円143,737円188,353円232,969円

横にスクロールできます。税込、2026年9月25日時点の公式サイト掲載額と、10月以降の値上げのお知らせをもとにしています。おきらくホームWi-Fiは1年までが縛りなしプラン、2年・3年が2年契約プラン(2年は解約金込み)です。

端末を借りる2社(おきらくホームWi-Fi・FreeMax+5G)は、途中でやめても端末代がかかりません。端末を買う社は、やめたときに端末代の残りを払うため、短い期間ほど総額が重くなります。1か月だけ使ってやめると、同じWiMAXでもおきらくホームWi-Fiは8,030円、カシモWiMAXは43,208円です。

キャッシュバックを受け取った場合

全員が対象で、続けて使っていれば受け取れるキャッシュバックは、BIGLOBE WiMAX(11,500円・利用開始の翌月に手続き)と、GMOとくとくBBホームWi-Fi(20,000円・端末が届いた月を含め11か月目に案内メール)の2社です。

会社半年1年2年3年
BIGLOBE WiMAX +5G43,104円64,752円108,048円169,494円
GMOとくとくBBホームWi-Fi62,299円70,877円128,033円185,189円
(参考)おきらくホームWi-Fi31,680円61,380円117,480円168,300円

BIGLOBEは受け取りを入れると、15か月目から34か月目まで10社で最も安くなります。ただし手続きには期限があり、案内の期間内に口座を登録しないと受け取れません。受け取りまで管理する自信がないなら、キャッシュバックがなくても安い社を選ぶほうが確実です。

10社それぞれの特徴

おきらくホームWi-Fi — 期間が読めない人の第一候補

株式会社NEXTが提供する、端末レンタル型のホームルーターです。WiMAX回線のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13と、ソフトバンク回線のTP-Link Archer MR600から選べます(この比較はL13の料金)。

  • 縛りなしプラン: 届いた月を含む6か月は月4,730円、7か月目から月4,950円。解約金なし
  • 2年契約プラン: 6か月は月4,400円、7か月目から月4,620円。24か月以内の解約は4,620円
  • 月額は日割りなし。月初の発送も選べる

返却の送料は自己負担で、返さない・壊したときは最大32,780円の機器損害金があります。月550円の「あんしん補償」に入ると、破損時の交換が1年に1回0円になります。

FreeMax+5G — 1か月単位で借りられるWiMAX

株式会社ニッチカンパニーのレンタル型WiMAXです。2026年10月から月額5,170円(改定前4,800円)で、契約期間も解約金もありません。15日以内に返却すれば月額と補償料を返金するお試しがあり(初回のみ・15GB以下などの条件あり)、つながるかが不安な人には試しやすい仕組みです。未返却・破損時は27,720円(補償加入で13,860円)です。

UQ WiMAX — 端末を買う中では短期に強い

WiMAXの回線を持つUQコミュニケーションズの直販です。L13の本体価格33,220円から21,340円の割引があり、端末代は11,880円。端末代が安いので、端末を買う社の中では1年までの総額が最も安くなりました。月額は13か月間4,598円、その後5,280円です。

BIGLOBE WiMAX +5G — 月額がいちばん安いWiMAX

利用開始月は月額0円、24か月間は月1,650円引きで、10月以降の申し込みは月3,608円の計算です(25か月目から5,258円)。ただし端末代924円×36回は割引で相殺されず、月額とは別に毎月かかります。広告の「月額」だけでは、この924円が見えません。

GMOとくとくBB WiMAX/GMOとくとくBBホームWi-Fi

どちらもGMOインターネットが提供する、中身は同じWiMAX(L13)です。端末代33,264円は毎月924円の割引で相殺され、36か月使えば実質0円。月額は10月からそれぞれ5,566円・5,687円です。ホームWi-Fiは月額が121円高い代わりに、全員に20,000円のキャッシュバックがあります。1年以上使ってキャッシュバックを受け取るなら、ホームWi-Fiのほうが安くなります。

カシモWiMAX・Broad WiMAX

端末代を36か月の割引で相殺する、GMOとくとくBB WiMAXと同じ仕組みです。10月からの月額はカシモ5,412円、Broad 5,415円。端末代はカシモ39,600円、Broad 35,640円で、早くやめるほど残りが大きくなります。

ドコモ home 5G・SoftBank Air

WiMAX以外の回線です。どちらも端末代の割引が48か月続くため、3年でやめても端末代が残ります(home 5Gは19,825円、SoftBank Airは25,740円)。ドコモ・ソフトバンクのスマホとのセット割があり、家族のスマホが何台も同じ会社なら、その割引額を差し引いて比べる価値があります。

よくある質問

Q. WiMAXは会社によって速さが違いますか? A. WiMAXを扱う会社はどこも、UQコミュニケーションズの同じ回線と同じ端末(L13)を使います。会社で変わるのは料金と特典で、速さやつながりやすさは住所と建物で決まります。

Q. 「端末代実質0円」なら、端末代はかからないのでは? A. 36か月(home 5G・SoftBank Airは48か月)使い続けた場合に限り、割引で端末代が相殺されるという意味です。途中でやめると割引が止まり、残りの端末代を払います。やめる月ごとの残りは途中解約の端末代の記事にまとめています。

Q. 2026年10月の値上げは、これから申し込む人にも関係しますか? A. 関係します。GMOとくとくBB・カシモ・Broad・BIGLOBE・FreeMax+5Gは、10月以降の新規申し込みも値上げ後の月額になります。この記事の総額は値上げ後の額で計算しています。詳しくは値上げ後の比較の記事にあります。

Q. 光回線とどちらが安いですか? A. この記事では光回線を比べていません。ホームルーターは工事が要らず、引っ越し先に持っていけるのが利点です。工事ができない部屋や、光回線が開通するまでの期間に使うなら、短期で使う場合の記事も参考にしてください。